サボテン

サボテンは日本独自の呼び名です。
英名はキャクタスCactusで、ラテン語でサボテンを意味するカクトゥスCactusからきています。カクトゥスは、ギリシア語で「トゲだらけの植物」という意味のカクトスに由来しています。

日本でサボテンと呼ばれる由来は、16世紀後半に南蛮人が日本に初めてサボテンを持ち込み、「ウチワサボテン」の切り口で畳や服の汚れを落とし、樹液を石けんとして使っていたことから、「石けんのようなもの」という意味で「石鹸体(サボンテイ)」と呼ばれるようになりました。1960年代までは「シャボテン」が正しい発音だという人の方が多数だったようです。

【栽培するには】
サボテンについて間違った認識をしている人が多いようです。
「砂漠の植物だから水を与えなくて良い」と思われることがありますが、サボテンが自生する地域は乾季と雨季がはっきりあり、他の植物同様、水を好む植物なのです。
ただ、成長する環境が違ったり、他の植物と比べると成長が遅いので、一般植物同様に水を与えると根腐れして枯死してしまいます。

「花が咲かない」という誤解もよくありますが、きちんと管理すると花を咲かせます。
代表品種「キンシャチ」は開花までに30年前後かかります。
誤解されるのは開花年齢が高い事によります。温度・湿度・光量・水量が悪くても開花しません。

【愛好家による改良】
トゲを楽しむ品種、花を楽しむ品種、交配によって新種を生み出す品種などがあり、愛好家の趣味や嗜好によって更に細分化されています。